防犯用語辞典

Glossary

面警戒

めんけいかい

平面状の範囲を警戒する方式。

窓ガラス全面に警戒を行うガラス破壊検知器や、カーテン状に警戒エリアを作るパッシブセンサーなどがある。

侵入が心配される箇所全体を警戒できるものが多く、侵入者が避けることが困難なため、防犯効果が高い。

立体警戒に比べ警戒エリアを限定しやすい為、扉の前に誰かが来たときなどの限定された条件を正確に検知することができる。

面警戒に関連する言葉

  • 線警戒

    線状に警戒線を張る方式。 赤外線ビームセンサーの様に、一直線にビームを飛ばし、そのビームを遮断されると検知する物を指す。 線の一部もしくは全部を遮断しない限り検知しないため、センサーの中では精度が高い。 半面、その線を何 … 続きを読む

  • ラックマウント型

    EIAによって規格化された19インチラック(コンピューター機器を平積みにする棚)に適合する機器の事。 機器を19インチラックにコンパクトに収納でき、多数の機器をラックに収納できるため、記憶媒体の増設などの拡張が容易にでき … 続きを読む

  • CCTV

    closed-circuit television(閉回路テレビ)つまり防犯カメラシステムの事。 通常のテレビが広範囲に映像を供給するのに対し、ある建物内や施設内で映像入力装置(防犯カメラ)と映像出力装置(モニター)が有 … 続きを読む

  • ガラス破壊センサ

    ガラスが破壊されたことを検知するセンサ。 ガラス面に設置し、破壊を振動で検知する。 通常ガラスは、風による振動や悪意のない物の衝突などによる振動が起こり得るが、ガラス破壊センサーはガラスが割れた際に発生する特有の超音波を … 続きを読む

  • 煙探知機

    火災などによって発生した煙を検知する機器。 煙は火災の初期段階で発生するため、煙での火災検知は初期消火に役立つ。 感知器の内部に煙が入ると、煙探知機が出力している微弱な光が、煙の粒子にあたって機器内で乱反射するので、それ … 続きを読む