ローカルセキュリティ

ろーかるせきゅりてぃ

犯罪が起きたその現場で、即座に犯罪者を威嚇撃退するセキュリティシステム。

駆け付け警備で犯罪を防げなくなってきたことから開発が進んだ。

検知・制御通報・威嚇の要素で組み上げられるシステム。

センサーで敷地や建物への侵入を検知した瞬間に、警報ベルやサイレン、赤色回転灯などで犯罪者を威嚇、指定先へ侵入発生の通報を発信する。

センサーは侵入初期段階で検知出来るよう、敷地外周や建物外周に設置し、威嚇は音と光を組み合わせて行う。

警備員が侵入発生後、15分、20分後に駆け付けることに対し、侵入発生と同時に威嚇撃退行動を自動で行うため、効果が高い。

防犯カメラシステムや遠隔監視システムと組み合わせることも多い。

ローカルセキュリティに関連する言葉

  • 入退室遅延機能

    入退室の際に、警備システムの警報発動を一定時間遅らせる機能。(その隙に入退館する) 例えば退勤時、最終退勤者が警備システムをセットしてセンサーが働き始めても、退館に必要な一定時間は警報が鳴らない(遅延)。その間に最終退勤 … 続きを読む

  • 熱感知器

    温度の上昇をとらえて火災を感知するセンサー。 低温式と差動式があり、低温式はある一定温度に達したときに作動するもので、差動式は急激な温度変化をとらえて作動する。 差動式の方が火災の早期発見につながるが、日常的に火気を使用 … 続きを読む

  • ガラス破壊センサ

    ガラスが破壊されたことを検知するセンサ。 ガラス面に設置し、破壊を振動で検知する。 通常ガラスは、風による振動や悪意のない物の衝突などによる振動が起こり得るが、ガラス破壊センサーはガラスが割れた際に発生する特有の超音波を … 続きを読む

  • キースイッチ

    セキュリティシステムの入り切りを操作するスイッチ。 鍵で入り切りするタイプとカードで入り切りするタイプがある。 通常は警戒線の外側に設置し、最終退出者が鍵やカードでセキュリティをセットする。翌日の最初の出勤者が警戒線の外 … 続きを読む

  • 面警戒

    平面状の範囲を警戒する方式。 窓ガラス全面に警戒を行うガラス破壊検知器や、カーテン状に警戒エリアを作るパッシブセンサーなどがある。 侵入が心配される箇所全体を警戒できるものが多く、侵入者が避けることが困難なため、防犯効果 … 続きを読む