居直り(居直り強盗)

いなおり

空巣やこそどろが、家人に現場を見つけられて急にすごんで強盗になること。

家人に見つかったことでパニックになっているケースもあり、凶器を持っていることも多く、下手に刺激をすると何をするかわからないので非常に危険。

また黙っていたり、犯人のなすがままにすることも危険な場合が多い。(ロープやテープで縛られてキャッシュカードの暗証番号や金庫の番号まで聞き出されるといった事件も起こっています。)

時間を与えず、考えさせないために、先手を切って、現金は財布の中にあるだけだ、通報はしないなどと言い、お金を渡してしまうのも有効な手段。(強盗に主導権を渡さず、被害者側から提案・誘導をして切り抜ける)

また、出入り口をふさがずに犯人の逃げ道を残しておくことも重要。

居直り(居直り強盗)に関連する言葉

  • 置き鍵

    ポストの隅や植木鉢の下、メーターボックスの中などに鍵を隠しておくこと。 空き巣狙いの泥棒は、まず真っ先に「置き鍵がないか」をチェックするため、置き鍵は施錠をしていないことと変わらず、非常に危険。 置き鍵をしているところを … 続きを読む

  • デジタル万引き

    書籍、雑誌などの内容を携帯電話のカメラで撮影し、情報だけを入手する行為。 書店やコンビニなどで多く発生するが、物質が持ち去られないため被害金額が計上されず、個人的に利用する限りであれば明確に禁じる法律がないため、問題とな … 続きを読む

  • 打ち破り

    空き巣がガラスを破って侵入するときの手口の一つ。 ガラスを叩いて割り、そこから手を入れて窓を開け侵入します。 ドライバーやバール、ハンマー、場合によっては庭にある物でガラスを割ります。 防犯ガラスでの補強はある程度効果が … 続きを読む

  • 指定侵入工具

    平成15年9月に施行された、「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律施行令」で指定された、侵入に使用する工具。 建物錠を破壊するための工具(バール)や出入り口・窓を破る為の工具(ドライバー・ドリル)を指す。 この指定侵入 … 続きを読む

  • 仮睡盗

    スリの手口の一つ。 仮睡者(寝具の中ではなく、外出先で眠り込んでしまった人)から盗みを働くスリの手口。 電車の中で居眠りをしている人や、酔って眠り込んでしまった人、不特定多数の人が出入りする施設で寝ている人(漫画喫茶など … 続きを読む