防犯用語辞典
上書き録画
うわがきろくが
防犯カメラの映像を、録画媒体(ハードディスク等)の容量いっぱいまで録画しきった時に、録画を止めず、一番古いデータから順に上書きしていく機能。
ビデオテープの交換のような手間がないところがメリットだが、録画しておいた映像で必要なものがある場合、早めに取り出しておかないと、上書きで消えてしまうので注意が必要。
現在の防犯カメラ用録画装置は上書き録画を標準搭載しているため、設置後は内部ハードディスクが故障しない限りは一番古いデータに最新のデータを自動で上書きし続ける。
確実に残しておきたい映像を抜き出すためには、その録画装置がどのくらいの周期で上書きをするかを把握することが重要。
例えば、録画期間が2週間の録画装置の場合、2週間後には今現在の映像が新しいものに上書きされることを意味するため、保存の必要がある映像は、2週間以内に抜き出す必要がある。
なお、ビデオテープとは違い、デジタル方式の録画の為、長期間繰り返し上書きをしても録画映像は劣化しない。
上書き録画に関連する言葉
チャンネル
防犯用語としての意味は回線数の事。 防犯カメラ専用の録画装置は必ずチャンネル数が決まっており、4chの録画装置は、4台まで防犯カメラを接続できる。 一般的な防犯カメラシステムは、4ch・8ch・16chの録画装置がライン … 続きを読む
ズーム比
広角端(一番広く、小さく映る)と望遠端(一番狭く、大きく映る)の焦点距離の比の事。 例えば広角3mm~望遠12mmのレンズの場合、ズーム比は4倍となる。 広角3mmのことをワイド端といい、撮影範囲が一番広くなる。 望遠1 … 続きを読む
逆光補正
防犯カメラが設置してある場所より明るい方向にレンズを向けると逆光になってしまい、撮影対象物が極端に暗く映ってしまうことがある。 そういった条件下で防犯カメラが機械的に映像補正をし、適切な映像を得られるようにする機能を逆光 … 続きを読む
誤報
センサーなどの検知機器が、本来の検知対象である侵入者ではなく、本来検知すべきではない犬猫や植物に反応して検知信号を出してしまう事。 これに対し、検知すべきものを検知した時の信号を真報といい、検知すべきものを検知できなかっ … 続きを読む
ノイズリダクション機能
防犯カメラは構造上、夜間の高感度撮影の際に、映像ノイズの発生が避けられない。 ノイズリダクション機能は、映像ノイズの原信号を改善し、ノイズ除去・軽減をするカメラ内蔵のプログラムの事。 ノイズリダクション機能の搭載により、 … 続きを読む