防犯用語辞典
コンデンサマイク
こんでんさまいく
マイクロフォン(以下マイク)の一種。
マイクには「ダイナミックマイク」「コンデンサマイク」の2種があり、ダイナミックマイクは振動を電気信号に変える方式で、エレキギターのピックと同じ原理の物。
比較的安価であるが、感度が低く、離れた場所の音を拾うのには適さないが、大音量でも音の歪みが少ない為、ヴォーカルマイクとして利用される。
コンデンサマイクはコンデンサー(電気を貯めることのできる素子)の原理を利用したもので、音の振動を電圧の変化に変換する。
コンデンサマイクはダイナミックマイクに比べて感度が良くレンジの広い繊細な音を拾うことができるが、湿気に弱い。
防犯カメラシステムの集音マイクには性質上コンデンサマイクが採用される。 そのため屋外の設置には向かず、室内の集音に利用することが多い。
コンデンサマイクに関連する言葉
ノーマルクローズ
信号を与えない時に閉回路で運用される機構。 警戒エリア内への侵入などがトリガーになり閉回路が開回路になることで主装置が異常事態を検知する。 侵入警報設備は、防犯効果の観点上、ノーマルクローズの機構を採用している。 この機 … 続きを読む
オートゲインコントロール機能
撮影場所が薄暗い場合などに、防犯カメラが光を増幅し、明るい映像に調整する機能。 オートゲインコントロールの値を大きくすればするほど、より暗い場所を明るく撮影できるが、その分ノイズが増える。 ノイズが増えることで、映像品質 … 続きを読む
LED
LEDはダイオードの一種、発光ダイオード(light emitting diode: LED)のこと。 順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子である。 2016年現在、照明器具の主力光源となっており、低消費電力で長寿 … 続きを読む
フレアー
レンズに差し込んだ光がレンズ面や鏡銅内で反射・散乱し、余計な光として映像に入り込み、画像の一部や全体が白っぽくなり、シャープさがなくなる現象。 また、極めて強い光源が入り込んだ時に映像に現れる玉状に連なった光をゴーストと … 続きを読む
F値
レンズの明るさを示す指標。 F値が小さいほどレンズは明るく(=レンズを通る光量が多い)、シャッター速度を速くできる。 F+数値で表現され、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6の様に表記される。 ズームすればするほどF … 続きを読む