防犯用語辞典
オートアイリス
おーとあいりす
撮影場所の明るさに応じて、防犯カメラがレンズから入ってくる光の量を自動で調整し、適正な明るさで撮影する機能。
建物の出入口部や屋外では時間とともに光の量が大幅に変動するため、アイリスが常に一定だと、入ってくる光が多すぎて映像が真っ白になったり、逆に入ってくる光が少なすぎて映像が暗くなってしまう為、オートアイリスで常に適正な入光量に調節する必要がある。
手動でアイリスを調整するものをマニュアルアイリスと言い、時間とともに変化する光量の調整を都度手動で調整する必要があるため、防犯カメラではあまり採用されない。
オートアイリスに関連する言葉
モアレ
干渉縞ともいう。 防犯カメラで撮影する被写体に、規則正しい縞模様があった場合、固体撮像素子(CCDやCMOS)の画素や、モニターの走査線と干渉し発生する縞模様の事。 防犯カメラの撮影可能な細かさを超えている絵柄や、モニタ … 続きを読む
コンデンサマイク
マイクロフォン(以下マイク)の一種。 マイクには「ダイナミックマイク」「コンデンサマイク」の2種があり、ダイナミックマイクは振動を電気信号に変える方式で、エレキギターのピックと同じ原理の物。 比較的安価であるが、感度が低 … 続きを読む
最低被写体照度
どれほど暗い場所で撮影ができるかを指数化したもの。単位はLUX(ルクス) 数値が低ければ低い程、防犯カメラの感度が高く、暗い場所でもより鮮明に撮影できる。 RBSS(優良防犯機器)認定基準では、最低被写体照度0.5Lux … 続きを読む
ルーメン
光束ともいい光の量の単位。数値が多いほど明るくなる。単位はlm(ルーメン)。 一般電球の60W形は810ルーメンといわれている。 明るさの単位には「ルクス」と「ルーメン」があるが、ルクスは光源に照らされた場所の明るさ、ル … 続きを読む
S/N比
カメラの出力信号と、その中に含まれているノイズとの比。 単位はデシベル(dB)。 値が大きければ大きい程ノイズが少ない。 出力信号10に対しノイズが1の場合、S/N比は20dbとなり、出力信号100に対しノイズが1の場合 … 続きを読む