防犯用語辞典

Glossary

内引き

ないびき

営業時間中の商店において、販売を目的として展示・陳列してある商品を、店員が盗む行為。

業務上横領罪ではなく、窃盗罪によって処断される。

商品を販売してレジへの入力を行わない(お客様が出した現金をレジに入れずに自分の懐に入れる)という不正が横行したが、現在ではポイントカードの導入により、レジでの不正がかなり減っている。

ポイントカードはレジに入力しないとお客様にポイントを付与できないため、レジを一切通さない不正が不可能になる。

また、在庫の商品を盗んでいく手口に関しては、防犯カメラの設置で映像記録を残すことが一番効果が高い。

映像記録がない場合の内引きは、金額や商品個数の差異が発覚しないと気づきにくく、その場合、複数店員が勤務していたりすると犯行者の特定は困難になる。

責任が明らかにならない限りは、被害額は経営者負担になるため、内引きを予防し、有事の際には防犯カメラの記録映像で証拠を確保する必要がある。

内引きに関連する言葉

  • 仮睡盗

    スリの手口の一つ。 仮睡者(寝具の中ではなく、外出先で眠り込んでしまった人)から盗みを働くスリの手口。 電車の中で居眠りをしている人や、酔って眠り込んでしまった人、不特定多数の人が出入りする施設で寝ている人(漫画喫茶など … 続きを読む

  • 出店荒らし

    休日や夜間など営業時間外、無人になる店舗に侵入し、商品や金品を窃盗する手口。 出店荒しは年々組織化・スピード化・凶悪化しており、複数人数で見張り役、実行役など役割分担をし、入り口をバールでこじ開けたり、ガラスを割ったりし … 続きを読む

  • こじ破り

    泥棒が侵入の際に使う、ガラス破りの方法の一つ。 ドライバーなどを使って窓ガラスに穴を開け、そこから指を入れて解錠する手口。 ガラスを破る時に大きな音が出ないため、多用される。 窓ガラスをこじる(長いものでえぐること)よう … 続きを読む

  • 車上荒らし

    警察庁では「車上狙い」と呼んでいる。 駐車中の無人の自動車から、金品やカーナビ、車の部品を盗んでいく。 全国的に被害が非常に多い。 車上狙い犯は、車が多数停まっている駐車場や、車内に荷物を置きっぱなしにしがちな行楽地の駐 … 続きを読む

  • 万引き

    万引きという言葉は江戸時代から使われている語であり、商品を間引いて盗む「間引き」が変化して、万引き(万は当て字)になった。 万引きという言葉が軽度の犯罪というイメージを与えるが、実際は刑法の窃盗罪にあたり、10年以下の懲 … 続きを読む