防犯用語辞典
防犯ガラス
ぼうはんがらす
防犯合わせ複層ガラスともいう。
ガラスを破るのに時間がかかり、割れた時に大きな音が出るようになっている。
2枚のガラスの間に特殊な中間膜やポリカーボネート板を挟むことで、ドライバーによるこじ破りや、バールによる打ち破りに対して高い抵抗力を持っている。
中間膜の厚さに応じて防犯ランクが付けられている。
ただし、防犯ガラスは「何をしても割れないガラス」ではなく、泥棒が割ろうとしても、時間がかかるうえに大きな音が出るガラスなので、時間をかけられた場合は突破される可能性もある。
絶対的な防犯力を持つわけではない為、鍵の強化なども併せて行うことで、犯罪被害に遭う確率を下げることができる。
現在では、UVカットや断熱、防音などの性質を併せ持つ防犯ガラスも発売されている。
防犯ガラスに関連する言葉
CPマーク
平成16年4月1日に、警察庁より「防犯性能の高い建物部品の目録」が公表され、目録に掲載された「防犯建物部品」につくマーク。 「防犯」を意味するCrime Prevention の頭文字CPを図案化したもの。 侵入犯の約7 … 続きを読む
優良防犯機器認定制度
公益社団法人日本防犯設備協会が、防犯機器に必要な機能と性能の基準を定め、その基準に適合した機器を優良防犯機器と認定する制度。 一般の方々の安全・安心に寄与するために、優良な防犯機器の開発・普及の促進を図る自主認定制度。 … 続きを読む
防犯設備士
セキュリティシステム設計の専門家のこと。 1992年から公益社団法人日本防犯設備協会が、警視庁の指導のもとに資格認定試験を行っており、その試験に合格した者のこと。 防犯機器、犯罪手口の研究を行い、理論的な裏付けに基づいて … 続きを読む
警察白書
1年に1回警察庁が発行する資料。 1年間でどのような犯罪が発生し、警察がどのように取り組んだのかが記されている。 その時代の社会背景や犯罪発生の状況や動向など警察が行っている様々な対策や取り組みを知ることができる。 犯罪 … 続きを読む
警察庁
内閣総理大臣の所轄の下に置かれる国家公安委員会に設置される特別の機関。 警視庁をはじめとする全国都道府県警察を統括している。 警察制度の企画立案のほか、国の公安に係る事案についての警察運営、警察活動の基盤である教養、通信 … 続きを読む