防犯用語辞典
画面分割機能
がめんぶんかつきのう
複数の防犯カメラの映像をモニターに一括表示する機能。
モニターの画面が4分割や16分割などに等分にされてカメラ映像を表示することからこう呼ばれる。
防犯カメラの映像監視で非常に重要度・必要度が高い機能で、10年ほど前までは画面分割器を設置しないと分割機能を使うことは出来なかった。
現在では録画装置に標準搭載されている機能のため、別途分割器を購入する必要はなくなった。
分割パターンはカメラ映像の縦横比がモニター画面の縦横比とほぼ同じため、縦列と横列の分割数が等しくなる(2×2、3×3、4×4)ものが基本パターン。
変則的なものとしては、6分割、8分割、13分割などがあるが、その場合は全てのカメラが同じ大きさで投影されるのではなく、1台もしくは2台が大きく画面を締め、残りの部分に他のカメラが割り振られる。
画面分割機能に関連する言葉
高感度撮影
防犯カメラが暗い場所を撮影する際の機能の一つ。 光源がわずかな場所でも、機器の内部で光を増幅することで、実際よりも明るい映像で撮影する。 まったく明りの無い場所では機能しないし、光源が乏しければ乏しい程、光を増幅する際に … 続きを読む
デイナイト機能
明るい昼間も暗い夜も撮影するための機能で、日中のデイモードと夜間のナイトモードで切り替え撮影する。 明るい場所では通常の光線によるカラー撮影がされ、暗い場所ではカラー撮影では使わない近赤外線の波長も利用して撮影する。 近 … 続きを読む
マルチプレックス
防犯カメラの録画装置で、再生や遠隔監視、設定変更などの操作中でも、録画が止まらない機能をマルチプレックスという。 2010年前後までの防犯用録画装置は、再生中は録画が止まる、遠隔監視中は録画が止まる、という機能が多く、次 … 続きを読む
ノイズリダクション機能
防犯カメラは構造上、夜間の高感度撮影の際に、映像ノイズの発生が避けられない。 ノイズリダクション機能は、映像ノイズの原信号を改善し、ノイズ除去・軽減をするカメラ内蔵のプログラムの事。 ノイズリダクション機能の搭載により、 … 続きを読む
誤報
センサーなどの検知機器が、本来の検知対象である侵入者ではなく、本来検知すべきではない犬猫や植物に反応して検知信号を出してしまう事。 これに対し、検知すべきものを検知した時の信号を真報といい、検知すべきものを検知できなかっ … 続きを読む