防犯用語辞典
リレーアタック
りれーあたっく
「リレーアタック」とはスマートキーが常時出している微弱な電波を電波増幅器で増幅させ、近くにスマートキーがあるものと自動車に誤認させることで、自動的にロックが解除される仕組みを悪用して車のドアを開け、エンジンをかけて盗み去るという手口。
車を使用する人の多くが玄関先にスマートキーを置いておく傾向が高く、窃盗犯は自宅玄関先に鍵が置かれていると見込み、特殊な装置を使用して車のドアの解錠を試みる行動を取るのが特徴。
リレーアタックに対する防犯対策として、鉄製の空き缶の中に鍵を入れ蓋を閉めて管理を行うことが効果的。鉄製の空き缶は微弱な電波も外に漏らさない特徴からリレーアタックによる犯行手口から車を守ることができる。
リレーアタックに関連する言葉
出店荒らし
休日や夜間など営業時間外、無人になる店舗に侵入し、商品や金品を窃盗する手口。 出店荒しは年々組織化・スピード化・凶悪化しており、複数人数で見張り役、実行役など役割分担をし、入り口をバールでこじ開けたり、ガラスを割ったりし … 続きを読む
居空き
家に人がいる状況で忍び込み金品を盗む手口。 一戸建て住宅での発生が多い。 家人が台所で料理をしている時や、ダイニングで食事をしている時、誰もいない他の部屋で盗みを働きます。 在宅時は鍵をかけていない家が多いことや、窓が開 … 続きを読む
内引き
営業時間中の商店において、販売を目的として展示・陳列してある商品を、店員が盗む行為。 業務上横領罪ではなく、窃盗罪によって処断される。 商品を販売してレジへの入力を行わない(お客様が出した現金をレジに入れずに自分の懐に入 … 続きを読む
万引き
万引きという言葉は江戸時代から使われている語であり、商品を間引いて盗む「間引き」が変化して、万引き(万は当て字)になった。 万引きという言葉が軽度の犯罪というイメージを与えるが、実際は刑法の窃盗罪にあたり、10年以下の懲 … 続きを読む
うかんむり
漢字の部首で、カタカナのウの形をしており、漢字の上部につく部首であることからウの冠=うかんむりと呼ばれる。3画からなる。 本来は建物に関わる漢字を表す部首だが、警察の隠語では「窃盗」をあらわす。 「窃」の漢字上部にウ冠に … 続きを読む