プリセット機能

ぷりせっときのう

防犯カメラのなかでもPTZカメラ(可動式カメラ)のみが持つ機能。

PTZカメラを設置するときに、あらかじめ見たいポイントをカメラに記憶させておくことで、ボタン一つ、もしくは番号の入力だけであらかじめ決めておいた場所をカメラが向き、ズームをする。

複数のポイントを指定しておくことができるため、カメラの向きを毎回毎回手動で調整し、ズームする、という操作が必要ない。

最大で256カ所のプリセットポイントを指定できる機種もある。

PTZカメラを設置する際、見たい場所は大体決まっていることが多い。店舗ではレジ、入り口、棚A、棚Bといったように数カ所であることが多い為、プリセット機能でボタン一つでいつも見る場所にカメラを向け、そのほかの場所を見る場合は、プリセットで移動した後、上下左右に微調整する、といった操作で事足りてしまう為、非常に便利な機能と言える。

プリセット機能に関連する言葉

  • フリッカレス機能

    商用電源が50Hz地域(日本列島の富士川より東)で、蛍光灯や水銀灯で照らし出したものを防犯カメラで撮影すると発生する、フリッカー(ちらつき)を抑える機能。 世界的にも商用電源は60Hzであることがほとんどなので、海外製の … 続きを読む

  • 動体検知機能

    防犯カメラの撮影範囲内で動くものがあった場合、それをトリガーに録画を開始する機能。 動きがない時間帯は録画せずにすむため、録画装置の容量を節約し、長期間録画ができる。 色彩の変化で動きを感知するため、人間に限らず動植物や … 続きを読む

  • 上書き録画

    防犯カメラの映像を、録画媒体(ハードディスク等)の容量いっぱいまで録画しきった時に、録画を止めず、一番古いデータから順に上書きしていく機能。 ビデオテープの交換のような手間がないところがメリットだが、録画しておいた映像で … 続きを読む

  • イベント録画機能

    録画装置に標準搭載されている機能。 センサーが反応したときや、画面上で動きがあった時などに録画する。 通常は録画はせずに、イベントが起きた時だけ録画することで無駄な録画をなくし、より長く録画することができる。 再生時には … 続きを読む

  • 画面分割機能

    複数の防犯カメラの映像をモニターに一括表示する機能。 モニターの画面が4分割や16分割などに等分にされてカメラ映像を表示することからこう呼ばれる。 防犯カメラの映像監視で非常に重要度・必要度が高い機能で、10年ほど前まで … 続きを読む