防犯用語辞典

Glossary

OSD

おーえすでぃー

オンスクリーンディスプレイ(OSD)は、機器の設定メニューをモニターなどのディスプレイに出力して、その映像を見ながら設定できる機能の事。

古い防犯カメラは、ディスプレイ上にメニューを表示できなかったが、2010年頃から、大体の防犯カメラにOSD機能が付き、カメラ本体のボタンを操作しながら、かなり細かい設定調整をディスプレイで確認しながらできるようになった。

もしディスプレイ上にメニュー画面を表示できないとすれば、機器本体のつまみやON/OFFスイッチだけで設定が完結してしまう上、より細かな設定を可能にするには、機器本体のつまみやスイッチの数を増やさなければいけないため、機器の大きさからも限界がある為、OSD機能での設定が主流になった。

部品点数を減らすことができるため、(OSDは上下左右ボタンが最低限あれば完全に成り立つ)その分のコスト削減にもつながっている。

OSDに関連する言葉

  • フレアー

    レンズに差し込んだ光がレンズ面や鏡銅内で反射・散乱し、余計な光として映像に入り込み、画像の一部や全体が白っぽくなり、シャープさがなくなる現象。 また、極めて強い光源が入り込んだ時に映像に現れる玉状に連なった光をゴーストと … 続きを読む

  • 有効画素数

    画像描写の際に、実際に使われている画素数の事。 総画素数41万画素の防犯カメラの場合、カメラ内部のCCDは41万の画素を持っているが、実際に画像として出力する際には、CCDの周辺部はエラーが多くなるなどの理由により、画像 … 続きを読む

  • イメージセンサー

    撮像素子のことで、レンズから取り込んだ光を電気信号に変換する部品。 従来のカメラに例えるとフィルムに相当する部分で、画質を左右する大きな要素を持っている。 防犯カメラでは1/2.7~1/3インチのものが使われ、イメージセ … 続きを読む

  • コンデンサマイク

    マイクロフォン(以下マイク)の一種。 マイクには「ダイナミックマイク」「コンデンサマイク」の2種があり、ダイナミックマイクは振動を電気信号に変える方式で、エレキギターのピックと同じ原理の物。 比較的安価であるが、感度が低 … 続きを読む

  • ズームレンズ

    レンズから撮像素子までの距離を動かすことでズームできるレンズの事。 一眼レフカメラのレンズの様に、手動でズーム倍率とピントを調整するものがほとんどだが、外部機器から遠隔でズーム操作できる機種もある。 ズーム倍率を変えた時 … 続きを読む