防犯用語辞典
多画面分割表示機能
たがめんぶんかつひょうじきのう
防犯カメラシステム特有の機能で、モニターの画面に4分割や9分割などで複数台の防犯カメラ映像を一括で映し出す機能。
この機能により、複数箇所の映像を1画面で閲覧できるため、監視の効率が良く、また隙ができにくい。
タイムラプスビデオなどの旧式の機器は多画面分割表示機能を持っていないものが多く、別途映像分割器が必要だったりと、高コストになってしまうことが多かった。
現在の防犯カメラシステムでは、録画装置が標準で多画面分割表示機能を搭載している為、現在では「多画面分割ができるかどうか」を気にする必要は全くない。
分割パターンは、4分割、9分割、16分割が標準で、そのほかに6分割や8分割など変則的な分割ができる機種もある。
多画面分割表示機能に関連する言葉
耐衝撃性能
防犯カメラは屋外に設置する場合、砂礫や飛来物が当たることもあり、衝撃に耐えうる必要がある。 また、侵入者がハンマーで防犯カメラを破壊しようとする場合もある為、侵入経路の先頭に来る防犯カメラは破壊行為に耐えうる性能が必要に … 続きを読む
光学ズーム
レンズの焦点距離を変えることによって、撮影対象を拡大縮小する機能。 虫眼鏡を目に近づけたり遠ざけたりすることで、物の見え方が大きくなったり小さくなったりすることと同じ原理。 虫眼鏡で物を拡大しても、映像が荒れないように、 … 続きを読む
ズーム比
広角端(一番広く、小さく映る)と望遠端(一番狭く、大きく映る)の焦点距離の比の事。 例えば広角3mm~望遠12mmのレンズの場合、ズーム比は4倍となる。 広角3mmのことをワイド端といい、撮影範囲が一番広くなる。 望遠1 … 続きを読む
マルチプレックス
防犯カメラの録画装置で、再生や遠隔監視、設定変更などの操作中でも、録画が止まらない機能をマルチプレックスという。 2010年前後までの防犯用録画装置は、再生中は録画が止まる、遠隔監視中は録画が止まる、という機能が多く、次 … 続きを読む
高感度撮影
防犯カメラが暗い場所を撮影する際の機能の一つ。 光源がわずかな場所でも、機器の内部で光を増幅することで、実際よりも明るい映像で撮影する。 まったく明りの無い場所では機能しないし、光源が乏しければ乏しい程、光を増幅する際に … 続きを読む