防犯用語辞典
多画面分割表示機能
たがめんぶんかつひょうじきのう
防犯カメラシステム特有の機能で、モニターの画面に4分割や9分割などで複数台の防犯カメラ映像を一括で映し出す機能。
この機能により、複数箇所の映像を1画面で閲覧できるため、監視の効率が良く、また隙ができにくい。
タイムラプスビデオなどの旧式の機器は多画面分割表示機能を持っていないものが多く、別途映像分割器が必要だったりと、高コストになってしまうことが多かった。
現在の防犯カメラシステムでは、録画装置が標準で多画面分割表示機能を搭載している為、現在では「多画面分割ができるかどうか」を気にする必要は全くない。
分割パターンは、4分割、9分割、16分割が標準で、そのほかに6分割や8分割など変則的な分割ができる機種もある。
多画面分割表示機能に関連する言葉
動体検知機能
防犯カメラの撮影範囲内で動くものがあった場合、それをトリガーに録画を開始する機能。 動きがない時間帯は録画せずにすむため、録画装置の容量を節約し、長期間録画ができる。 色彩の変化で動きを感知するため、人間に限らず動植物や … 続きを読む
フリッカレス機能
商用電源が50Hz地域(日本列島の富士川より東)で、蛍光灯や水銀灯で照らし出したものを防犯カメラで撮影すると発生する、フリッカー(ちらつき)を抑える機能。 世界的にも商用電源は60Hzであることがほとんどなので、海外製の … 続きを読む
光学ズーム
レンズの焦点距離を変えることによって、撮影対象を拡大縮小する機能。 虫眼鏡を目に近づけたり遠ざけたりすることで、物の見え方が大きくなったり小さくなったりすることと同じ原理。 虫眼鏡で物を拡大しても、映像が荒れないように、 … 続きを読む
マルチプレックス
防犯カメラの録画装置で、再生や遠隔監視、設定変更などの操作中でも、録画が止まらない機能をマルチプレックスという。 2010年前後までの防犯用録画装置は、再生中は録画が止まる、遠隔監視中は録画が止まる、という機能が多く、次 … 続きを読む
画面分割機能
複数の防犯カメラの映像をモニターに一括表示する機能。 モニターの画面が4分割や16分割などに等分にされてカメラ映像を表示することからこう呼ばれる。 防犯カメラの映像監視で非常に重要度・必要度が高い機能で、10年ほど前まで … 続きを読む