防犯用語辞典

Glossary

AVI

えーぶいあい

Audio Video Interleave(オーディオ ビデオ インターリーブ)の略で、Windows標準の動画用ファイルフォーマットで拡張子は「.avi」。

さまざまなコーデックで圧縮された映像データや音声データを格納するコンテナとなっており、1992年策定の比較的古いフォーマットで汎用性が高く、広く世界で使用されている。

汎用性の高さの反面、機能が低く、ストリーミング配信には不向きだったり、内容が不完全なファイルの場合は再生ができないなどの欠点がある。

Windows標準の為、対応ソフトを開発しやすく、様々なソフトがAVIに対応している。

防犯カメラの録画映像はH.264で圧縮され、録画装置に保存される。そのデータをUSBなどで抜き出してPCで再生する際には、専用ソフトで独自形式の映像データとして再生されるが、AVI変換する事で汎用性の高い動画データになる。

警察に提出する際に、独自形式の映像データで提出すると、警察のPCで再生できないことがあるので、AVI変換して渡す、等の方法をとることもある。

AVIに関連する言葉

  • バックアップ

    防犯カメラの専門用語としては、記録映像が上書きで消えてしまう前に、外部メディアに抜き出して保存すること。 例えば、CD-RやDVD-R、USBフラッシュメモリなどで、録画装置から映像を抜き出すことが一般的。 また、精密機 … 続きを読む

  • RAID

    複数のハードディスクを使って、壊れにくい記憶領域を作る事。 具体的には複数のハードディスクに同時に同じデータを記録することで、どれか一つのハードディスクが故障してもデータの損失がないようにすること(RAID1=ミラーリン … 続きを読む

  • フレームレート

    防犯カメラは1秒間に多数の静止画を撮影しており、その静止画をつなぎ合わせることで動画が完成する。 1秒間の撮影静止画の数が多ければ多い程、滑らかな動画ができる。 その1秒当たりの撮影枚数をフレームレートという。(単位はf … 続きを読む

  • ログ

    コンピューターが、自身の動作や処理内容・警告などを時系列に記録したファイル。 不具合時の原因の究明などに参照される。 防犯カメラシステムの場合、録画装置でログを記録しており、映像切断、設定変更、アラーム検知、ネットワーク … 続きを読む

  • URL

    ユニフォーム・リソース・ロケーター【Uniform Resource Locator(統一資源位置指定子)】 PCでインターネットサイトを閲覧するときに使う、インターネットエクスプローラーなどのブラウザのアドレス欄に表示 … 続きを読む