【愛知】防犯カメラとおもちゃの紙幣仕掛けて証拠を録画
- 侵入窃盗の事件簿
- 2020.10.02 金曜日
空巣被害きっかけにトラップを設置
2020年7月愛知県の住宅に空巣に入ったとして40代の男が逮捕された。
容疑者の男が盗んだのは現金、ではなく住民の女性が用意したおもちゃの紙幣だった。
被害者の女性は6月に空巣の被害に遭っており、金庫や財布に入れていた現金約22万円を盗まれていたことを受け、防犯対策として部屋に家庭用の防犯カメラと「玩具銀行」と書かれた偽物の紙幣を封筒に入れ、置いていたという。
するとその防犯カメラに今回の犯行の一部始終がハッキリと録画されており、警察が防犯カメラの映像などをもとに容疑者を割り出して逮捕となった。
逮捕された男は容疑を否認しているが、被害者宅の周辺で同様の手口での犯行が40件ほど起きていることから、同一犯による犯行とみて詳しく調べている。
|メ~テレ(名古屋テレビ)より引用|
夜間でも鮮明に映る防犯カメラ
今回の事件では防犯対策として偽物の紙幣や防犯カメラを用意していたことから、被害を最小限に留められたうえ、犯行の証拠映像を残すことができました。
本来であれば侵入の被害に遭わないようにするのが理想的ですが、万が一侵入されても防犯カメラの録画映像が残ることで、その後の警察の捜査に大いに役立てることができます。
防犯カメラを選ぶ基準のひとつとして挙げられるのが、夜間でも鮮明に映像の録画ができるカメラです。
窃盗犯の多くが夜間の時間帯に犯行に及ぶ傾向があることから、夜の暗闇の中でも赤外線機能を使って鮮明な映像を録画できるものが理想的です。
現在、市販されている家庭用の防犯カメラでも、近年はかなり鮮明な映像で録画できるものも増えてきていますので、店頭やネットショップの参考動画などで良く確かめてから購入すると良いでしょう。
一方で業務用の防犯カメラは家庭用のものに比べて費用は高くなりますが、より高画質な映像だけではなく、さまざまな機能がプラスされて防犯としての役割だけに留まらず、従業員のマネージメントなど多岐にわたり活用することができます。
用途や規模に応じて業務用、家庭用の防犯カメラの活躍の場は異なって参りますが、鮮明に証拠映像を録画できるかどうかという点に関しましてはどちらにも求められる要素になりますので、お買い求めの際はよくご確認をすることをお薦め致します。
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