【群馬県】住人居る中、白昼堂々と窓を破って侵入窃盗
- 侵入窃盗の事件簿
- 2021.04.28 水曜日
住人が居るにも関わらず、白昼堂々と侵入窃盗
住人が居るにも関わらず、窓を割って強引に侵入し、金品を奪い去るという事件が発生した。
事件が起きたのは4月21日の夕方、群馬県内の閑静な住宅街に目出し帽を被った3人組の男が現れると、民家の裏手に回り白昼堂々とハンマーのような物で窓を叩き割り、侵入する姿が防犯カメラに映されていた。
その時、住宅内には小学6年生の男の子と1歳の男児と祖母が留守番をしており、異変に気付いて逃げ出そうとするものの、3人のうちの1人が見張り役として行く手を遮り、その場から動けなくなってしまったという。
住人が恐怖で立ち尽くす中、窃盗犯の2人は室内にあった金庫やブランドバッグなど、大量の金品を外に止めてあった車へと持ち出して行った。
するとそこへ家主の男性が帰って来ると、気付いた窃盗犯らは侵入してきた窓から走って逃走。別の防犯カメラには窃盗犯が乗ってきた黒い車で逃走していく姿も映し出されていた。
窃盗犯が侵入してから僅か8分間の出来事だった。
事件に巻き込まれる形となってしまった住人の小学生の男の子は「窓をたたかれた時の音がよみがえると怖い。今はもう留守番とか全くしたくない。」と話している。
警察では侵入窃盗事件として、防犯カメラに映った3人組の行方を追って捜査を行っている。
|FNNプライムオンラインより引用|
事前に入念な下見・準備をしてからの犯行か?
白昼堂々と住人が居る中で、窓を割って強引に窃盗を行うという今回の事件ですが、恐らく窃盗犯は被害に遭った住宅に何かしらの方法で金品が保管されていることを知っていたのではないかと予想されます。
8分間という短時間で狙い撃ちしたように金庫やブランド品を盗んでいる点や、家主の男性が留守中だったタイミングを狙ったことも決して偶然ではなく、事前に入念に住人の行動パターンや家族構成などを下調べしていた可能性があります。
以前、この防犯情報ブログでも紹介した「【愛知県】侵入対象のメモ押収、情報屋の存在に注意」という記事の中で、住人しか知りえない世帯情報を“情報屋”と呼ばれる人物が設備の点検業者などを装いターゲットの家に忍び込み、世帯情報を入手しては窃盗グループに横流しするといった手口が横行していることからも、何かしらの形で世帯情報が窃盗犯に流出した可能性が考えられます。
見張り役を設けたり、窃盗犯の1人が金品を盗み出す際に車の方に向かって手招きするような仕草をしていることから、運転手も用意していた可能性もあり、かなり用意周到な準備をした上での犯行だったことが裏付けられます。
今回のような事件を防ぐためには、窃盗グループに狙い撃ちされないため、世帯情報などが流出されないことから対策を行うようにしてください。
- 現金を必要以上に自宅に保管しない
- タンス預金をしているなど、他人に話さない
- SNSなどで住所や家族構成、行動パターンなどが特定されるような投稿をしない
- 必要以上に個人情報について話をしない
- 点検業者など、事前のアポイントが無い場合は自宅に招き入れない
- 業者などから事前アポイントがあった場合、偽物の業者かどうか確認をする※
業者の名前、電話番号(会社代表番号)を控え、インターネットや電話帳で実在の業者かどうか確認する。
また、窃盗犯の侵入経路として近年多いのが窓からの侵入という統計がありますので、板硝子協会が定める「防犯合わせガラス(CPマーク)」で窓ガラスの強化を行ったり、ガラスが破壊された際に検知し、警報や通報を行う「ガラス破壊センサー」を取り付けるといった防犯対策も有効です。
防犯カメラに加えて、侵入窃盗を未然に防ぐ防犯機器を組み合わせることで、より強固な防犯対策を取ることをお勧めいたします。
お薦めの防犯機器
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- 3軸調整により壁面設置も天井吊り下げも可能
- 侵入者の破壊行為にも耐える耐衝撃性能
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- 優れた耐静電気、耐電波障害性能を持っている
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