【大阪府】美容院の売上狙い窃盗繰り返した元美容師
- 侵入窃盗の事件簿
- 2020.12.17 木曜日
大阪・兵庫の美容院で連続犯行
兵庫県内の美容院に侵入し、売上金などを盗んだ疑いで大阪府在住の元美容師の男(30代)が逮捕された。
容疑者の男は今年10月に兵庫県内の美容室3店舗に押し入り、現金30万円相当を盗んだ疑いが持たれており、そのうちの1店舗の防犯カメラ映像にバールを持ち、店内を物色してレジをこじ開ける容疑者の様子が映されていた。
警察の調べによると、今年8月にも大阪府内の美容院に侵入し、現金などを盗んだ盗んだとして逮捕・起訴されており、大阪と兵庫合わせて少なくとも7店舗以上で盗みを繰り返していたと見られている。
調べに対して容疑者の男は「覚えていない」と否認しており、警察は厳しく取り調べを進めている。
|読売テレビより引用|
美容院の内情を把握した犯行
元美容師の容疑者が美容院を繰り返し狙い、窃盗を繰り返していたことの背景には、美容院の内情を把握してるという点が考えられます。
美容院の売り上げの管理方法や店舗内での保管期間、店が閉まり従業員が居なくなる時間帯など、元美容師だからこそ精通している内情を利用して、窃盗を繰り返していたと思われます。
店舗や事務所では、内部の人間や元従業員による金品の窃盗事件が少なからず発生する可能性があります。
犯罪の心理として、ひとつの空間に金品などが置かれ、監視者の目が無い状態が作られてしまうと、人は犯罪を犯してしまう心理に陥ってしまいます。
こうした内部犯行を防ぐためには、金品の管理に十分な注意を払うことが第一と、監視者の目が備わっていることが重要になります。
防犯カメラを設置し、常時監視中であることを公示することで、犯行の抑止効果がもたらされます。さらに室内のに人感センサーを設置し、夜間に不審者が侵入した際に音と光を発する防犯機器を用意することで、被害に遭う前に威嚇・撃退を行うことができます。
防犯対策で最も大切なことは「盗まれる前に追い払う」ことです。泥棒が一番嫌がる光と音と監視者の目で、万全な防犯対策を行いましょう。
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