【岐阜県】倉庫から銅線を盗んだ疑い、元従業員による犯行か
- 資材・金属盗難の事件簿
- 2022.08.26 金曜日
電気工事会社での盗難被害、相次ぐ銅線被害
美濃加茂市の電気工事会社の倉庫から銅製の電線約5トン、230万円相当を盗んだとして、20歳の元従業員などあわせて3人が窃盗などの疑いで逮捕されたとの事。
警察によると3人は、今年2月から6月にかけて元従業員が勤務していた美濃加茂市の電気工事会社の倉庫に数十回にわたって忍び込み銅製の電線あわせて約5トン230万円相当を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の疑いが持たれている。
今年6月、被害に気づいた会社からの届け出を受け警察が捜査を進めていた。
警察は、3人の認否を明らかにしていないとの事。
銅を取り扱うJX金属によると、国内の銅の取引価格は2年前の5月を境に上昇に転じ、今年4月には過去最高を記録していて、7月の平均価格は1トンあたり約109万円と2年前の同じ月の1.5倍以上になっている。
盗まれた電線は見つかっていないということで警察は、3人が換金する目的で銅製の電線を盗んだものとみて詳しく調べているとの事。
岐阜県では7月、各務原市の神社で本殿の屋根の銅板の大部分が剥ぎ取られて盗まれる事件が起きている。|NHKより引用|
現地を把握している者による犯行
全国各地で増加傾向にある、銅線を狙った盗難事件。
今回の事件では、元従業員による犯行だった事、複数名で数十回に分けて盗難をしていたことから計画的な犯行で、被害場所が倉庫という事もあり、人目につかず被害の発見が遅れてしまったと推察できますので、犯罪を未然に防ぐ防犯対策が必要だったと思われます。
こういった場合では、「その場で威嚇・撃退させること」が重要になります。
不審者は第三者に目撃される事を一番嫌がる傾向にあります。
今回の場合、防犯カメラは勿論重要になりますが、倉庫の中に侵入した際には、シャッターセンサーを設置する事により、シャッターのこじ開けを検知する事が可能となります。また、パッシブセンサー(熱線センサー)で人体の検知を行い、各センサーが検知したと同時に警報装置と連動し、サイレンを鳴らし、警戒区域内をライトで照らす事により、即威嚇・撃退を行い、犯罪を未然に防ぐ事が有効的です。
防犯カメラやサイレン、ライトを目立つ位置に設置する事により、不審者による下見の段階でターゲットから外される環境づくりも重要です。
お薦めの防犯機器
日本防犯設備が自信をもってお勧めする「4Mシリーズ」
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シャッターセンサー- メモリ機能により検知したセンサーの確認が可能
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