【大阪府】置き配食料品を盗みマンション敷地内で生活

侵入窃盗の事件簿
2021.07.20 火曜日
【大阪府】置き配食料品を盗みマンション敷地内で生活

無断でマンションに侵入し階段部分で生活

大阪府内のマンションで「置き配」荷物を盗んだ疑いで50代の男が逮捕された。
男はマンションの最上階と屋上を繋ぐ階段部分に無断で侵入し、住民宛に届けられた荷物を盗みながら生活をしていたという。

容疑者の男が盗んでいたのは置き配で届けられていた「食料品」で、マンションの配電盤から勝手に電気を引き、拾ってきた炊飯器で米を炊くなどして自炊していたという。

調べに対し「2月下旬に仕事を辞め、ホテル暮らしなどをしていたが金が無くなり、食べ物がほしくてやった」と容疑を認めている。

他にも大阪府内の飲食店にも侵入し、現金などを盗んだ疑いでも逮捕・追起訴されている。

|ABCニュースなどより引用|

防犯カメラで置き配盗難対策

【大阪府】置き配食料品を盗みマンション敷地内で生活

新型コロナウィルス感染症対策として取り入れられている置き配ですが、宅配物を狙った窃盗事件というのは増加傾向にあります。

茨城県では郵便受けから不在表を抜き取り、暗証番号を入力して宅配ボックスから荷物を盗んだ男が逮捕されています。5月には置き配サービスで注文したPS5が配達員によって盗まれるという事件も発生しています。

宅配ボックスに保管されていた物まで盗まれてしまうことを考えると、置き配荷物が盗まれる確立はより高いと言えます。

特に長時間、玄関先に置かれていると「不在」であることを明示してしまいますので、置き配荷物ではなく自宅内に侵入されてしまう危険性が出て来ますので、防犯上好ましくありません。

今回の事件のように、マンション内に窃盗犯が潜んでいるケースもありますので、置き配で荷物を受け取る場合は、届いた荷物はなるべく早く回収するように心がけていただきたいと思います。

マンションやアパートなどでは、不審者の侵入や置き配荷物の盗難に対する防犯対策としまして、やはり防犯カメラの設置というのが最も効果的になります。

防犯カメラの存在があることで、犯行の抑止効果を与えることができますし、実際に盗難の被害に遭ってしまった際でも、犯人の特定という点で証拠の映像を記録することができます。

居住者にとっても防犯の面で安心感を与えることができますので、入居率・資産価値の向上にも繋がって参ります。