生活苦で窃盗、新型コロナウィルスの影響続く
- 防犯コラム
- 2020.06.02 火曜日
新型コロナによる収入減で犯罪増加
5月下旬に緊急事態宣言が解除され、コロナウイルス感染拡大前の生活を取り戻すように、通勤する人の数も増えて来ました。
しかし、中にはコロナウイルスの影響で職を失ってしまったり、収入が大幅に減ってしまい、苦しい状況に追い込まれてしまっている人が数多くいると思われます。この難局を乗り越えようと必死で頑張っている人がいる一方で、生活に困窮し犯罪に手を染めてしまう人がいるということも現実として起きております。
兵庫県では仕事を失った50代の男性が市内のガソリンスタンドから金庫を盗み出すという事件があり、奈良県では経営が行き詰った塾経営社の50代の男性が市内のリサイクルショップで万引きを働くという事件が起きています。
東京の池袋でも居酒屋の店長が自粛休業中の自分の店に侵入し、金庫から釣銭を盗み出すという事件があり、神奈川県の川崎市でもコンビニエンスストアのアルバイトの店員が売上金を盗むという事件が起きています。
店舗荒らしや事務所荒らし、内部不正といった事件が増加している背景には、新型コロナウイルスによる景気悪化が大きく影響していることは間違いありません。失業者の救済や就職難の改善などは短期間で改善できる問題では無いため、生活に困り犯罪を犯してしまうという悪循環が続いてしまう恐れがあります。
店舗・事務所への防犯設備の設置を推奨
店舗や事務所での犯罪被害を防ぐためには施錠等はもちろん、防犯設備の設置が大きな効果を発揮します。
出入口やレジ上、金庫周辺などに防犯カメラの設置を行えば、防犯カメラの存在自体が犯罪を防ぐための抑止力となります。「見られている」という状態を作ることは犯罪を企てる者に対して重圧を与えることになります。
窓や扉、敷地内を囲うようにセンサーの設置を行えば、侵入を試みようとした不審者に対し、光や音で威嚇・警報を発し、即座に撃退をすることができます。同時に管理者へ通知が届くため、警察への通報も瞬時に行うことができます。
現在の情勢を踏まえると、外部からの侵入だけでなく、従業員や店員による内部不正なども起きているため、防犯に対する厳重な対策・施策といったことがより必要となって来ていると言っても過言ではありません。
増加する侵入窃盗から財産を守るためには…
(1)施錠
(2)貴重品を置きっ放しにしない
(3)防犯設備の設置・導入
日本防犯設備では、警察庁所轄の専門の資格を有した「防犯設備士」という防犯のプロが多数在籍しており、「被害が起きていないか」「防犯対策は必要ではないか」「何かお困りのことは無いか」と、毎日防犯対策で回っておりまので、お気軽にご相談いただければと思います。
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