盗難ランキングでランドクルーザーが2回連続ワースト1位
- 車両・重機の盗難事件簿
- 2021.03.19 金曜日
盗難被害は特定車種に集中傾向
一般社団法人日本損害保険協会が「第22回自動車盗難事故実態調査」を発表。
同協会では2000年度から自動車盗難防止対策の一環として、自動車本体盗難事故や車上ねらい事故の実態調査を実施、今回が22回目の調査で結果は下記のようになった。
- 1位 ランドクルーザー(トヨタ)
- 2位 プリウス(トヨタ)、LX(レクサス)
- 4位 LS(レクサス)
- 5位 クラウン(トヨタ)
- 6位 アルファード(トヨタ)、IS(レクサス)、RX(レクサス)
- 9位 ハリアー(トヨタ)、スカイライン(日産)
- 11位 ヴェルファイア(トヨタ)、ハイエース(トヨタ)、マーク(トヨタ)
車両本体盗難被害において、ランドクルーザーが前回に続き連続でワースト1位となった他、ワースト13車種合計の36.1%をレクサスが、プリウスは3回連続で2位となるなど、盗難の被害が特定の車種に集中する傾向が続いている。
自動車盗難認知件数は、2003年の64,223件をピークに減少傾向となっており、2020年は年間5,210件となっているとのこと。
|一般社団法人日本損害保険協会より引用|
車両盗難の傾向と対策について
自動車の盗難認知件数は年々減少傾向にあるとのことですが、スマートキーの電波を悪用した「リレーアタック」などの手口も横行しており、決して油断のできる状況ではありません。
特に人気の車種であるランドクルーザーやプリウス、レクサスの盗難被害は数多く報告されていることからも、厳重な盗難防止対策が求められている状況です。
同協会が発表した「車両本体盗難の発生時間帯」によると「22時から翌9時」までの深夜~朝の時間帯が最も多く盗難被害が発生している時間帯とのことで、夜間の犯行発生率が高くなっております。
また、盗難発生場所の割合では「屋外の契約駐車場」が最も多く、屋外の自宅駐車場を含めると全体の約8割が屋外駐車場で発生していることを示しています。
このような傾向から車両の盗難防止対策として挙げられる方法は…
- ハンドルロック、タイヤロックを行う
- 警報装置などの盗難防止機器を装備する
- 防犯設備が整った駐車場を利用する
- 可能な限り屋内駐車場を利用する
- 社内に貴重品等を置かない
- 玄関付近にスマートキーを置かない
- 駐車場に防犯灯や防犯カメラを設置する
上記のような対策を心がけて、車両盗難被害を未然に防ぐように対策を行ってください。
置き場や店舗・会社敷地内の駐車場などでは赤外線センサーや警報機器、サイレンといった威嚇・撃退型の防犯機器を設置することがお薦めです。
お薦めの防犯機器
自由な音声メッセージ(効果音)を再生
パトライトホーンスピーカ一体型
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- 最大で105dB(at1m)の音圧を達成
- 1台で最大15メッセージ(63秒)の再生が可能
製品の詳細情報を見る省電力、強力投光のLEDライト
LEDパワーライト- 3650Lmの強力投光で侵入者を威嚇撃退
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熱線センサー- 屋内用立体警戒方式の熱線センサー
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