【大分県】SNS動画流出で店員の不適切行為が発覚
- 万引・内部不正の事件簿
- 2021.04.16 金曜日
またしても発生したバイトテロ
大分県内にある焼き肉チェーン店の従業員が、閉店間際の厨房でソフトクリームを機会から直接口に入れるなど、不適切な行為を行っている動画がSNS上に出回った。
動画は30秒ほどのもので、店名がわかるシャツを着た従業員らが、食品をくちいっぱいに頬張って吐き出したりする様子も映されていた。
店舗を運営する会社は、ホームページに謝罪文を掲載するとともに、不適切行為に及んだ20代のアルバイト店員4人を懲戒解雇したうえで厳粛な対応を進める方針を示した。
当該人に対する同社の聴取によると、客の居なくなった閉店間際の時間帯に、廃棄食材を食べようと盛り上がっているうちに調子にのってしまったと説明しているという。
登録者以外の者が閲覧できない形で動画はSNSに投稿されていたが、そこから動画が流出し、人気ユーチューバーのチャンネルで取り上げられたことで一気に拡散。
店のホームページにアクセスが収集し、一時的に見られなくなったり、営業中の別店舗に問い合わせが殺到するなど騒ぎが広まった。運営会社では過去に各地で起きた従業員による不適切動画(いわゆるバイトテロ動画)を受け、勤務中はスマートフォンの使用を禁止するなどの防止対策を行って来たが、今回の件により従業員教育の徹底と再発防止に努める旨を示している。
|朝日新聞デジタルより引用|
不適切行為の抑止に監視カメラ
従業員が不適切な行為を行う様子を動画で撮影しSNSなどに掲載する「バイトテロ」動画の発端は2007年の某有名牛丼チェーン店の従業員が行ったことから始まり、2013年には多数の不適切行為が発生・発覚しました。
その後も毎年のように不適切動画が投稿され、世間を騒がしていましたが、各運営会社による防止対策や世間の批判的な声、不適切行為当該者への賠償責任などにより徐々に発生件数は鎮静化して来ているように思えました。
しかし、今回の騒動を受けて感じられたのは『見つかっていないだけで、今も不適切行為は知らない間に行われているのではないか?』という疑問と不安です。
飲食店ではこのような事が起きないように、従業員に対して徹底した指導や防止対策を取られていることと思いますが、常に従業員を監視しているということは事実上不可能かと思われます。
従業員が直接食品に触れないように、食品の管理を全てロボット化にできれば不適切行為を無くすことができるかもしれませんが、ロボット化にかけるコストも簡単に用意できるものではありません。
これらを踏まえてコストを抑えつつ、従業員の不適切行為を抑止する効果のあるものとして最適なのが「防犯カメラ・監視カメラ」になります。
24時間365日、従業員の勤怠状況を人の目に代わって管理・監視し、何か起きた際もすぐに現場の状況を確認することができます。
しかも、各地に点在する店舗の様子を運営会社で一括監視したり、外出先からでもパソコンやスマートフォンでリアルタイムに見ることも可能ですので、現地視察や従業員管理に費やす時間を効率化することに繋がります。
いつどこで発生するかわからないバイトテロも防犯対策と同じで、被害に遭う前に防止・予防することが重要です。
不適切行為や内部不正による店舗や企業イメージの損失を防ぐためにも、防犯カメラ・監視カメラが持つ抑止効果の導入をお勧めいたします。
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