【大阪府】電動アシスト自転車のバッテリー盗難 繰り返しの犯行
- その他窃盗の事件簿
- 2022.09.06 火曜日
電動アシスト自転車からバッテリーを取り外しての窃盗
大阪府内で電動アシスト自転車のバッテリーの窃盗を繰り返したとして、無職の男が逮捕・起訴されました。
警察によりますと、去年7月以降、大阪府内で計76件(78個)のバッテリー窃盗を繰り返した事実を裏付けて、被害総額は約280万円にのぼるということです。
男性被告は窃盗について認め、「お金が欲しくてバッテリーを盗みインターネットで売っていた」と話しているということです。
男性被告は団地の駐輪場などを狙い、バッテリーを30秒ほどで取り外し盗んでいたということで、警察は自転車から離れるときにはバッテリーを外して保管するなど対策をよびかけています。
|MBSNEWSより引用|
集合住宅の駐輪場を狙った犯行
近年、新型コロナウイルスによる失業者や休業者が増加しており、転売を目的としたバッテリー盗難が増加傾向にあります。
中でも盗難に遭いやすいのは自転車のバッテリーです。
車両と違い、電動アシスト自転車はバッテリーの取り外しが容易な為、犯人に狙われるケースが高くなっています。
自転車に鍵を付けている方はほとんどだと思いますが、自転車から離れる際にバッテリーを都度取り外している方は少ないかと思います。
今回の事件では、アパートやマンション、団地といった集合住宅の駐輪場を狙った犯行となります。
防犯対策としては駐輪場や出入口を映す防犯カメラの設置を行い、「防犯カメラ稼働中」と記載された看板を目立つ位置に置き、犯行を抑制する事が重要になります。
最近ですとAI機能が搭載されている防犯カメラもあり、映像を映しているエリアに「車両」や「人」を検知した際、モニターにリアルタイムでアラートが表示され、お手持ちのパソコンやスマートフォンにも通知が届く設定が可能になります。
過去の映像を確認する際、「車両」と「人」をピックアップが可能になりますので、早送りする必要がなく、犯人の特定が容易になります。
また、夜間帯は防犯カメラは赤外線を照射し、白黒映像で移すことが可能となり、AI機能搭載の防犯カメラになりますと街路灯などのわずかな光があれば、カラー映像で鮮明な映像を残す事が出来ます。遠隔監視で現場状況を速やかに確認をして警察への通報を行うこともできるのと、証拠映像として犯人の追跡・逮捕・裏付けまで、警察の捜査に大いに役立てる事もできます。
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