【愛知県】食パン専門店に二人組の「空き巣」が侵入

侵入窃盗の事件簿
2022.07.20 水曜日
【愛知県】食パン専門店に二人組の「空き巣」が侵入

計画的に行われた犯行か

午後11時40分過ぎ、愛知県愛西市にある食パン専門店の防犯カメラが捉えたのは、全身黒ずくめの2人組。真っ暗な店内に入ってきて、手で顔をかくしながらカメラに近づきます。次の瞬間、画面は真っ白になりました。この2人組は、店に現れた空き巣だといいます。

別のカメラには、レジの近くを、うろうろする2人の姿が映っていた。現金がないことを確認すると諦めたのか、すぐに立ち去っていった2人組。

被害にあったのは愛西市にある高級食パン専門店。夜になると田んぼも広がっていて、あたりは真っ暗になるということ。

食パン専門店は2020年にオープンし、多いときには1日200本が売れるという人気店。
当時の状況について、店の関係者は「まず入ってすぐに更衣室があるので、更衣室のロッカーとか引き出しが全部開けられている状況で。レジは空っぽにして帰るので、すぐにそれを見て諦めて、すぐ帰った様子でした」と話す。

目立った被害は確認されなかったが、レジが荒らされ、店のドアの鍵がなくなったとのこと。

店の関係者
「なんか用意周到に『窃盗団っていう感じなんだな』という印象は受けました」

事件後、鍵を交換し、防犯カメラを増設したという。
店は被害届を提出し、警察が窃盗事件として捜査しています。

|日テレNEWSより引用|

窃盗犯に対しては威嚇・撃退システムが効果的

【愛知県】食パン専門店に二人組の「空き巣」が侵入

侵入すると同時に防犯カメラに近づき、手で隠したりするなどの手際の良さから考えると、防犯カメラの位置を把握していたと思われます。

事前に店内で食パンを買うなど、犯行に及ぶ前に下見を行っていたと考えられます。
そして人気の少なくなる未明の時間帯は、店舗にとって最も警戒が必要とされる時間帯です。

このような窃盗犯に対しては、侵入される前に威嚇・撃退を行う防犯対策をお勧めいたします。
出入口をバールの様な物でこじ開ける行為に対しては振動検知器やガラス破壊検知器、熱線センサーなどを設置し、不審者の侵入を検知するとセンサーが作動、警報音と光を発して威嚇を行うと同時に、店主やオーナー、店長などのスマートフォンへ異常発生の連絡が通知される防犯システムが有効的です。

監視カメラの映像も併せることで、窃盗犯の逃走経路の割り出し、その後の足取りを追う事にも繋がり、警察の捜査に大いに役立ちます。

今回は金品等が見当たらなく、窃盗犯は諦めて帰りましたが、お店の中を荒らされてしまうのは気分が良いものではありません。

盗難被害に遭う前に追い払う、しっかりとした防犯対策を心掛けましょう。