【埼玉】農作物の窃盗事件、複数回被害も

農業の盗難事件簿
2020.10.22 木曜日
【埼玉】農作物の窃盗事件、複数回被害も

依然として続く農作物の窃盗被害

2020年9月に窃盗被害に遭った埼玉県内の梨農園で、10月に入り再び盗難の被害に遭っていたことがわかった。

こちらの農園では9月10日~11日にかけて約800個(時価21万円相当)が盗まれる被害に遭っており、持ち主の方が農作業のため農園に来たところ、付近に見慣れない袋や買い物かごなどが落ちていて、大量の梨が入っていたという。

盗難被害後「監視強化中」と書かれたポスターを農園周辺に掲示するなど、対策を行ったものの、10月18日に再び被害に遭っていることが発覚した。

農園側では夜間に農園を照らすライトや防犯カメラの設置、農家有志によるパトロールといった対応の検討を進めているとのこと。

大量に盗まれていることから転売目的で盗みに入ったことが推測され「良心をもってほしい」と被害者は訴えている。

|毎日新聞より引用|

連続被害を増やさないための防犯対策

【埼玉】農作物の窃盗事件、複数回被害も

窃盗犯の中には一度盗みに入った場所に再び盗みに入る者もいます。

盗みに入った場所が侵入し易かったり、人目につかない場所だったり、防犯上「脆弱」な箇所があると、再び侵入窃盗を行うといった行動に出ることがあります。

被害に遭われた方の中には、2次被害を防ぐために早急に防犯対策を行う方もおられますが、コスト面などの関係で防犯対策に取り組めない方もいるかと思われます。

しかし、窃盗犯は待ってはくれません。一度侵入した場所がその後、防犯対策を行っているかどうか下見を行うなど、用意周到に犯行の下準備を行っています。

侵入窃盗の被害を未然に防ぐためには、窃盗犯が敷地内に入ってきた際、即座に「音や光で犯人を威嚇・撃退」をすることが一番効果的です。

こちらの防犯ブログでも過去に紹介した記事に未然に防ぐ防犯対策の方法を紹介しておりますので、こちらを参考に対応を進めて行っていただければと思います。

これ以上、家畜や農作物の盗難被害を増やさないためにも、防犯対策を進めていきましょう。