【兵庫県・西宮市】高級自転車の窃盗事件

車両・重機の盗難事件簿
2014.11.06 木曜日
【兵庫県・西宮市】高級自転車の窃盗事件

高級自転車の連続窃盗犯として断定

2014年11月4日、兵庫県西宮市などで高級な自転車を盗んだとして、西宮署は窃盗容疑で住所不定、無職男(26)を神戸地検尼崎支部に追送検し、9件の被害を裏付けた。

追送検容疑は7月12日~8月16日、西宮市や神戸市東灘区で、高級自転車9台(計34万6千円相当)を盗んだとしている。

被害にあったのは1~9万円相当の高価なマウンテンバイクやロードバイクで、いずれも転売されていたという。

増加する高級自転車の窃盗事件

【兵庫県】高級自転車の窃盗事件

上記の事件のように、転売目的の自転車泥棒というものが増えてきています。

もともと駐輪場から自転車が盗まれる、ということは多発していたのですが、その場合の目的は転売ではなく、ちょっと歩くのが面倒だから盗んで乗り棄てた、というケースがほとんどでした。

近年マウンテンバイクやロードバイクのように、十万円以上するような高級自転車を所有する方が増え、それに伴い転売目的の窃盗が発生してきています。

有料駐車場やマンションの駐車場などを狙ってくるケースも多いため、自転車そのものに鍵をかけるだけでなく、支柱などにワイヤーロックで括り付け、車両ごと盗まれるのを防ぐなどの対策が必要です。

自動車泥棒と同じく、盗みやすいものを優先的に盗んでいく傾向が強いため、「盗みにくい」と思わせることが重要です。

有料駐輪場・マンションやアパートの駐輪場においても、防犯カメラ・監視カメラを設置し、「ここの駐車場で盗むのはよそう」と泥棒に判断させ、盗難のない、治安のいい駐輪場にすることで、駐輪場の資産価値を高めることができます。