【宮城県】急増する銅線ケーブルの窃盗事件
- 侵入窃盗の事件簿
- 2023.07.06 木曜日
銅線ケーブル窃盗の被害額が前年1年間を大きく上回る
太陽光発電施設から送電用の銅線ケーブルが盗まれる被害が急増している。
今回被害に遭ったのは、宮城県石巻市大川地区の太陽光発電施設。
警察によると、宮城県の太陽光発電施設から銅線が盗まれる被害は5月末までで31件、被害額は1億5000万円に上っていて既に前年1年間の被害を大きく上回っているとの事。
28日午前、施設の保守を担当する会社からの連絡で、発電した電気を送る銅線ケーブルが切断されたり引き抜かれたりして盗まれていることが分かり、警察に通報。
盗まれた銅線の本数など、全体の被害状況はまだ把握できていないという事。 夜の人通りが少ないこの地域、関連は不明だが防犯カメラには28日の午前2時ごろに隣接する農道をゆっくりと走る不審な車の様子が残されていた。
警察は、銅の価格の高騰に伴って売却目的の窃盗が増えているとみて、警戒を強化すると共に、事業者に対して対策の強化を呼び掛けている。|Yahooニュースより引用|
相次ぐ銅線ケーブル窃盗被害
太陽光発電施設の銅線ケーブルを狙った盗難事件が全国で相次いでいます。
太陽光施設が狙われる背景として、銅の価格の高騰に伴う売却目的もありますが、無人の施設であることや、広大な敷地、人気が少ない立地といった環境であることが多いです。
今回被害に遭われた施設の付近に防犯カメラが設置されておりましたが、施設内には防犯カメラやセキュリティシステムが設置されていなかったことがこの記事から見受けられます。
盗難や犯行を行う前に犯人は必ずと言っていいほど下見を行います。
関連があるかは分かりませんが、隣接する農道をゆっくりと走る不審な車の様子が残されていたと記事にありました。
恐らくこの時点で下見をし、犯行ルートや防犯対策がされているか確認を行った後に犯行に及んだのではないかと考えられます。
弊社では犯人が下見の段階でターゲットから外す様に、監視カメラだけではない、より強固な防犯対策を推奨しております。
太陽光発電施設であれば、敷地内やキュービクル付近に赤外線センサーを張り、無断で敷地内に侵入した際にセンサーが検知し、赤色灯やサイレン、強力なパワーライトなどの「音」と「光」で犯人を威嚇・撃退します。
検知した際にはお手元のスマートフォンやパソコンにメールや音声の通知がされ、遠隔で現地の映像を確認できるのは勿論、その場でサイレンやライトを作動させることも可能です。
また、最近では最新AIカメラを用いたセキュリティシステムを導入する事が可能となりました。
AIカメラには下記のようなメリットがあります。
・人や車両を見分けて自動で検出することが可能で余計な通知や警報が鳴らない
・事前に設定した境界線や、領域に不審者が侵入した時も検知が可能
・赤外線照射機能により、夜も僅かな光があればカラーで映像を映し出すことが可能
不審者侵入時はAIカメラによる自動検出により、お手持ちのスマートフォンやパソコンで通知を受け取ることができ、離れた場所からでも映像をすぐに確認することが出来ます。
銅の価格高騰による転売を目的とした太陽光発電施設を狙った窃盗被害は後を絶ちません。
防犯設備士という専門の資格を持った者に相談し、被害に遭わない為の防犯対策を行いましょう。
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- 最大で105dB(at1m)の音圧を達成
- 1台で最大15メッセージ(63秒)の再生が可能
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