【千葉県】犯行時間2分、リサイクルショップ侵入窃盗
- 侵入窃盗の事件簿
- 2021.07.29 木曜日
盗難被害はブランド品約160万円相当
2021年7月24日の午前2時半ごろ、千葉県内にあるリサイクルショップに2人組の男が侵入し、高級ブランド品約160万円相当を盗んで逃走する姿が店内の防犯カメラに映し出されていた。
窃盗犯は店舗入り口の扉をバールのようなものでこじ開け侵入、持ってきた袋に次々とブランド品を詰め込むと、乗ってきた車に運び入れ逃走。犯行にかかった時間はわずか2分たらずだった。
被害に遭ったリサイクルショップでは4台の防犯カメラを設置するなどの対策を行っていたが、入り口の扉が簡単にこじ開けられてしまったことで大きな被害を被る結果となってしまった。
また、入り口付近に置かれていた商品を狙い撃ちするかのように素早い動きで犯行を行っていることから、2人組はすぐに逃げられるよう計画していたことが考えられる。
警察では窃盗事件として逃走した窃盗犯の行方を追っている。
|フジテレビ系(FNN)より引用|
犯罪のスピード化が如実に進む
近年、窃盗犯による犯行にかける時間のスピード化が如実に現れて来ています。
その背景には多くの店舗で防犯カメラの設置・導入がされていることを受け、カメラに写されることを覚悟の上でスピード勝負で犯行を仕掛けてくる動きも見られています。
犯行スピードを上げるため、窃盗犯の多くは盗み出す対象の陳列位置や店内のレイアウト、防犯カメラの位置、出入口の扉の形状や施錠の状態といった事前の下見を必ず行っています。
今回のケースでは入り口の扉が防犯上脆弱性のある場所だと認識され、バールのようなものでいとも簡単にこじ開けられてしまっています。
窃盗犯の侵入を防ぐためには、出入口や窓の強化を行うことが重要になります。
- 施錠を必ず行う
- 置き鍵をしない
- 防犯性能の高い防犯ガラスを使用する
- 振動・侵入検知センサーを設置する
侵入に時間がかかることで窃盗犯は犯行を諦める傾向にあります。
防犯性能の高いガラスなどでは「こじ破り」や「こじ開け」「焼き破り」といった犯行手口に対して高い耐性が保たれているため、簡単に侵入されることを防ぐことができます。
ガラス破壊検知器や振動検知器を併せて取り付けることで、振動や衝撃を受けると警報を作動させ、侵入者を追い払うことができます。
侵入されてしまうとスピード勝負で仕掛けてくる窃盗犯に犯行を許してしまう可能性がありますので、侵入されない対策を行うことをお勧めいたします。
お薦めの防犯機器
ガラス破壊時の衝撃波を検知
ガラス破壊センサ- ガラス破壊時の特有の衝撃波を圧電素子により検知、風による窓ガラスの振動やノック音では反応しない
- 検知出力時間がワンショット出力のため、リセット操作は不要
- 電源が不要な無極性2線方式のため、通常のセンサループと、直列配線が可能
- 優れた耐静電気、耐電波障害性能を持っている
製品の詳細情報を見る人体の確実な検知と小動物非検知性能を両立
熱線センサー- 屋内用立体警戒方式の熱線センサー
- 信頼性の高い高精度センサー
- 立体警戒方式により、侵入者がかわすことのできない警戒エリアを作り上げ、侵入者以外の小動物などは検知しない
製品の詳細情報を見る強力な警報音で侵入者を威嚇する警報ベル
警報ベル- 強力でけたたましい音で侵入者を威嚇し、同時に周囲へ異常発生を知らせる
- 警報ベルは、90dbのベルの強力な音(ジリジリ-)で侵入者を威嚇
製品の詳細情報を見る