防犯用語辞典
過電流遮断機
かでんりゅうしゃだんき
電線に流れる電流が何らかの理由で許容値を超えた時、機器が損傷しない様に自動的に電流を止める装置の事。
具体的にはヒューズや配線用遮断器(ブレーカー)などを指す。
防犯カメラの場合は、落雷やショートしたときに、許容値を超えた電流が流れる恐れがある為、電源装置に過電流遮断機(ヒューズ)がはいっている。
ヒューズは過電流が流れると中の線が切れ、電流を通さないようにする。そのため、ヒューズを交換しないと再び回路に電流を流すことができない。
過電流遮断機に関連する言葉
キュービクル
キュービクル式高圧受電設備のこと。 電力会社の発電所から変電所を通して送られてくる6,600ボルトの高圧電気を100ボルトや200ボルトに変圧する受電設備を収めた金属製の箱。 多くの電気を必要とする商業施設や、店舗、工場 … 続きを読む
誘導
落雷や強電設備の交流回路などの高い電圧により、防犯カメラの回路にノイズが入ったり悪影響を及ぼす事。 例えば防犯カメラや録画装置の近くに強い電磁波を出す機器(電子レンジなど)があると、誘導が起こり、映像にノイズが入る。(機 … 続きを読む
商用電源
電力会社から電力消費者に届けられる電力や、電力を電力消費者に供給するための設備をさす。 電力が商取引されていることから「商用」の名称がついており、電力利用者が商売に使用するものという意味ではない。 一般的には交流電源(A … 続きを読む
電圧降下
電圧が抵抗などにより必要基準以下に低下してしまう事。 防犯カメラの場合は交流の100Vでは故障してしまう為、AC100VをDC12Vに変換して配線するが、ケーブルの径が細すぎると抵抗が大きくなってしまう為、12Vから電圧 … 続きを読む
予備電源
侵入者によるブレーカー落としや停電など、1次供給電源(商用電源)が停止した場合、のセキュリティ用バッテリーのこと。非常用電源ともいう。 センサーや威嚇機器の電源は、予備電源を持つセキュリティ用電源装置を使用するため、ブレ … 続きを読む