防犯用語辞典

Glossary

LED

えるいーでぃー

LEDはダイオードの一種、発光ダイオード(light emitting diode: LED)のこと。

順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子である。

2016年現在、照明器具の主力光源となっており、低消費電力で長寿命といった特徴を持つ。

LED照明に使われる白色の光には、青色の光源(ブルーライト)が必要不可欠であり、高輝度の照明の普及に伴い、ブルーライトが環境や健康に有害であることが指摘されている。

ブルーライトは視力に影響を与え、車の運転などの安全性を低下させる。

夜間に睡眠を司るホルモンのメラトニンの分泌を抑制し、睡眠時間の減少、睡眠の質の低下、眠気、昼間の機能の低下、また肥満に関連することが判明している。

このため、まぶしさの低減とブルーライトの制御が課題となっている。

LEDに関連する言葉

  • ルーメン

    光束ともいい光の量の単位。数値が多いほど明るくなる。単位はlm(ルーメン)。 一般電球の60W形は810ルーメンといわれている。 明るさの単位には「ルクス」と「ルーメン」があるが、ルクスは光源に照らされた場所の明るさ、ル … 続きを読む

  • オートゲインコントロール機能

    撮影場所が薄暗い場合などに、防犯カメラが光を増幅し、明るい映像に調整する機能。 オートゲインコントロールの値を大きくすればするほど、より暗い場所を明るく撮影できるが、その分ノイズが増える。 ノイズが増えることで、映像品質 … 続きを読む

  • OSD

    オンスクリーンディスプレイ(OSD)は、機器の設定メニューをモニターなどのディスプレイに出力して、その映像を見ながら設定できる機能の事。 古い防犯カメラは、ディスプレイ上にメニューを表示できなかったが、2010年頃から、 … 続きを読む

  • ホワイトバランス

    蛍光灯や太陽光など、光源によって物の色味は変わって見える。 その際に、本来白いものが黄色っぽく見えたり、青っぽく見えたりなど、本来の色味とは異なった色合いで防犯カメラは撮影してしまう為、色の補正をする必要がある。 その色 … 続きを読む

  • 総画素数

    実際に映像出力に使われる画素数(有効画素数)ではなく、カメラ内部のイメージセンサに配列された画素の総数の事。 イメージセンサの周辺部はノイズやエラーが出やすい為、周辺部を除いた画素が実際の映像を形作る為、有効画素数は総画 … 続きを読む