【福島県】金属製の橋名板・歴板が113枚も盗難
- 屋外の事件簿
- 2021.03.25 木曜日
転売目的による犯行とみて捜査
福島県が2月8日から3月19日までの間に県内2,328箇所の橋やトンネルを調査したところ、金属製の橋名板107枚・歴板6枚が盗まれていたことがわかった。
いずれも欄干などにボルトなどで固定を行っていたもので、縦15cm×横30cm×厚さ1.5cm、重さ5kgほど、歴板には完成日などが記されているとのこと。
被害総額は約300万円にも及び、転売を目的とした犯行とみて捜査が進められている。
一方、県では今回使用されていた金属製から価格の低いステンレス製の素材への切り替えや、緩めにくいボルトを使用するなど、今後の盗難対策の検討を行っている。
|朝日新聞より引用|
街頭防犯カメラの普及と最新のシステム
金属製の素材でできた公共設置物などは転売目的による窃盗の対象としてよく狙われるケースがあります。
純度の高い銅は取引価格が高く、買取業者の数も多いため、マンホールの蓋や公園の遊具、神社の屋根、太陽光発電施設のケーブルなどは盗難の被害が多発しております。
こうした公共の場や屋外での窃盗や盗難に関しましては、防犯カメラの設置による対策が有効になります。
各市区町村の自治体では、街頭に設置する防犯カメラに関して、助成金の支給を行っているところが多くあります。
これらの助成金は街中での犯罪行為を無くすため、地域住民の安全を守るための制度として活用されております。
また、従来の街頭防犯カメラはSDカードを使用するタイプが基本となり、撮影された映像を確認する場合は、街頭に設置されたカメラの真下まで行き、ノートパソコンと接続をして確認をするといった方法になります。
最新のシステムではこの手間を省き、街頭防犯カメラの真下まで行くこと無く、自宅や事務所などの遠隔地から撮影された映像の確認を行うことができるシステムがございます。
夜間も赤外線照射により白黒の高鮮明な映像での確認が可能ですので、有事の際の対応を円滑に行うことが可能になります。
公共の場の安全を高め、街ぐるみで防犯対策を活性化を図ることで、安心・安全な生活を目指して行きましょう。