【岐阜県】中学校教諭がリュックサックを盗み転売
- 万引・内部不正の事件簿
- 2020.06.17 水曜日
防犯カメラの映像により容疑者が浮上
岐阜県内の中学校に勤める30代男性教諭が、同県内のスポーツ用品店から商品として売られていたリュックサックを盗み出した疑いで逮捕された。
事件が起きたのは2020年3月で、盗まれたのは1万8千円相当のリュックサックが1点。盗難の被害届を受けた警察が捜査を行っていたところ、同県内のリサイクルショップでリュックサックが販売されているのを発見した。
その後の調べでリサイクルショップに設置された防犯カメラの映像や店の買い取り記録などから、容疑者の男が持ち込んだことが明らかとなった。
容疑者の男はこの店に複数回訪れており、警察は転売目的でリュックサックを盗んだ可能性があるとみて余罪を調べている。
|メ~テレ(名古屋テレビ)、CBCテレビ等より引用|
証拠の記録から業務の管理など広がる防犯カメラの可能性
物を盗んだ犯人の多くが換金を行うといった行動を取ります。
その多くはリサイクルショップや質屋、インターネットオークションサイトなどを使っての転売となっています。
全国の警察では盗まれた物が転売されていないか日夜捜査を行っており、今回の事件においてもリサイクルショップで売られていた盗品を見つけ出したことから犯人逮捕へと繋がっています。
犯人逮捕の要因のひとつに、防犯カメラの映像が大いに役立っています。
近年の防犯カメラの映像は高画質・高鮮明、長時間録画対応の優れた機器が多く、夜間でも人物の顔がハッキリと映すことができ、犯行の証拠映像として効果を発揮します。
現在、街中には多くの防犯カメラが設置され、人々の生活の安全維持のための防犯対策が取られていることを目にします。
犯人逮捕のための警察の捜査の補助的な役割はもちろん、犯罪の抑止としてもその存在感が際立っています。
更に近年では防犯の観点だけではなく、工場や店舗、事務所等の業務管理や教育機関での遠隔授業など、さまざまな用途による活躍の場も増えており、人々の生活の中に欠かせない存在となってきています。
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